ニコンのフィルムカメラ『Fフォトミック』について。

今回はニコンフィルムカメラ『Fフォトミック』の紹介をしたいと思います。

私がニコンフィルムカメラで最初に購入したのが『Fフォトミック』でした。

先ずはFフォトミックの歴史からですが、1965年に発売されたニコン一眼レフカメラです。

当時、Fフォトミックはプロ用カメラとして高い評価を受け、報道写真やスポーツ写真など、幅広い分野で使われました。

Fフォトミックは、高い堅牢性を持っており、悪天候下や過酷な環境でも頑丈に撮影ができることが特徴です。

また、バッテリーを必要としない機械式のシャッターを採用しているため、長時間の撮影にも対応しています。

ニコンのFフォトミックには、以下のように前期型、中期型、後期型の3つの期があります。

前期型は1965年から1967年にかけて生産されました。

前期型はシリアルナンバーが600,000から700,000の間のもので、マッチニングアイピースを備えていません。

中期型は1967年から1972年にかけて生産されました。

中期型は、シリアルナンバーが700,000から800,000の間のもので、マッチニングアイピースが追加されました。

また、シャッターボタンが黒から銀に変更されました。

後期型は1972年から1976年にかけて生産されました。

後期型は、シリアルナンバーが800,000から1,000,000の間のもので、より精度の高いマッチニングアイピースが採用されました。

また、標準レンズが「ニッコール-S.C Auto 50mm f/1.4」から「ニッコール-S.C Auto 50mm f/1.4 Nippon Kogaku Japan」に変更されました。

Fフォトミックの各期には、若干の仕様変更がありますが、基本的な性能や構造には大きな変化はありません。

しかし、マニアやコレクターの間では、各期のFフォトミックにはそれぞれ独自の魅力があるとされています。

Fフォトミックは、ニコンFマウントを採用し、レンズの交換が可能です。

また、シャッタースピードは1秒から1/1000秒まで、バルブシャッターまで対応しており、高速な連写も可能です。

ファインダーには、高精度の測距機と、スプリットイメージフォーカシングスクリーンが採用されています。

また、バッテリーを必要としない機械式のシャッターを採用しているため、長時間の撮影にも対応しています。

Fフォトミックの信頼性と堅牢性は、今でも高い評価を得ており、現在でも多くのカメラ愛好家やプロの写真家に愛用されています。

私はプロではありませんが、これからもずっと使い続けていきたいと思います。

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。