キャノンのフォルムカメラ『FT』について。
今回はキャノンのフィルムカメラ『FT』の紹介をしたいと思います。
先ずはその歴史からですが、キャノンのフィルムカメラFTは、1971年に発売されました。
当時、キャノンのフラッグシップ機であったF-1と同様の機能を持ち、よりコンパクトなボディであったことから、プロフェッショナルからアマチュアまで広く使われました。
その後、FTb、FTbNなどの派生モデルが発売され、1970年代後半には生産終了となりました。
しかし、その後もFTシリーズの評価は高く、FTbNは1990年代に復刻版が発売され、一定の人気を博しました。
FTシリーズの特徴は、シンプルな操作性と高い耐久性にあります。
シャッタースピードは1秒から1/1000秒までの範囲で設定でき、露出計はCdS素子によるセンサーを搭載しており、自動露出も可能です。
また、取り外し可能なファインダーも搭載されており、ユーザーの好みに合わせてファインダーを選ぶことができます。
FTシリーズは、コンパクトで信頼性が高く、手軽に使えることから、初心者から上級者まで幅広い層に支持されました。
キャノンのフィルムカメラFTには、以下の3つのモデルがあります。
1.FT
最初のモデルで、シンプルで信頼性が高く、手軽に使えることから、初心者から上級者まで幅広く支持されました。
シャッタースピードは1秒から1/1000秒までの範囲で設定でき、露出計はCdS素子によるセンサーを搭載しており、自動露出も可能です。
2.FTb
FTの改良版で、露出計の測光方式がSPDセンサーに変更され、より正確な測光が可能になりました。
また、シャッタースピードダイヤルには、1/2000秒の高速シャッターが追加され、機能面でも一歩進化しました。
FTbは、当時のプロカメラマンから高い評価を受け、長年にわたり愛用され続けました。
3.FTbN
FTbの改良版であり、当時のプロカメラマンから高い評価を受け、長年にわたり愛用され続けました。
シャッタースピードダイヤルに1/2000秒の高速シャッターが搭載されており、機能面でも一歩進化しています。
また、瞳視度補正やファインダー内の表示が改善され、操作性が向上しました。
FTシリーズは現在でもファンから支持されているカメラの一つです。
年内中にFTbNを新たに購入したいと思っています。
フィルムカメラは何台あっても飽きません。
是非フィルムカメラの購入を検討してみてはいかがでしょうか。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。